ペースメーカー
前回不整脈やると話していましたが、ペースメーカーでもかなり重要なCRTを忘れていました。CRTはちょっと出てきていますが、ちゃんと説明していないので、説明しようと思います。CRTは心臓再同期療法(Cardiac Resynchronization Therapy)の略で、ペースメー…
大変人気のないペースメーカーのお話ですが、今回でやっと終わります。今までAAI、VVI、DDDについて説明してきました。心機能にちょっと重きを置いて話したので、あまり知りたいところが出てこない人もいたかもしれませんが、今回はペースメーカーの記録を見…
今回はペースメーカーのモード、DDDについて話をします。DDDはVVIと同じく房室ブロック(AVB)の時に使用するモードです。でも洞不全症候群(SSS)でも、房室ブロック(AVB)でも何でも対応できるのがDDDのモードです。つまりすべての徐脈に対応可能なオールマイテ…
カテゴリー(目次)ができました! 以前から「目次をトップページに作りたい」と常々思っていましたが、はてなブログを熟知しておらず、パソコンも詳しくないためトップページにいい感じの目次を作れずにいました。今まで、VSDを調べたくても、いつの記事かす…
前回はAAIとRate response機能について説明しました。AAIにはいくつかポイントがありました。AAIっていうのは心房にLeadが入っている状態で使えるモードです。心房をペーシングし、心房の脈を感知して、自己の脈がでていたらペーシングを抑制(inhibit)する機…
まだ前回はペースメーカーの話をしませんでしたが、今回から具体的にペースメーカーの話をします。前回はまずその前提となる事柄を少し話しました。適切な心拍数の話、A kickと心房と心室のタイミング、AV delayの話、wide QRSとnarrow QRSの話をしました。…
だいぶサボっていてすみません。約1ヶ月ぶりの記事となり、申し訳ないと思いつつもなかなか筆が進まずにいました。これまでSSS(洞不全症候群)と房室ブロック(AVB)についてやってきました。どちらも徐脈になる疾患なので、基本的には根本的な治療はペースメー…