前回はCAVBについて説明しました。今回はその続きです。今回の内容は小児に特化したところでもないので、大人の循環器の本を読んだ方がいいかもしれませんが、せっかく作ったのでちょろっと見ていってください。あまり重要ではないと思うので、適当に読んで…
前回は洞不全症候群(SSS)について話しました。洞結節やその周辺を傷つけてなる徐脈でしたね。原因は多くは手術時のSVCの切断や心房操作などsinus node arteryや刺激伝導路を傷つける事が原因でしたね。よく起こる手術としては、FontanやGlenn手術、TAPVCやAS…
もともと不整脈の大枠について、と今回のSSSの記事は一緒に書いていましたが、ちょっと分けたほうがわかりやすいと思い、わけて書いています。前回の記事で不整脈の大体の全容を掴んでもらった方が、ここからの話もわかりやすくなります。一応、僕が勝手に不…
不整脈ってどんなものがあるか思い浮かびますか?国家試験でも出てるし、舐めんなよって思ったかもしれませんが、ここはスワヒリ語の如く不整脈が苦手な人が来ているはずなので、不整脈の大枠から話していきます。細かい事言うと余計わからなくなりますので…
長い間おやすみしていて申し訳ありません。なかなか不整脈の記事を書くのが難しくて難航していました。前の記事の心電図とwide QRSについての話は大丈夫でしょうか?簡単に復習すると、 ・心電図はⅡ誘導だけ見よう! ・前の心電図と比べよう。 ・刺激伝導系(…
wideQRSは1回でやるつもりでしたが、なかなか長くなってしまったので、今回はwide QRSの続きをします。wide QRSになるものとしては以下のものがありました。 ・心室性の不整脈が出た時。 ・ペースメーカーで心室をペーシングした時。 ・WPW症候群で副伝導路…
前回で心電図について話をしました。 ・心電図はまずⅡ誘導を見て、後の誘導は前の心電図と比べる。 ・1心拍は「P波⇢QRS波⇢T波」で構成される。 ・洞結節(sinus)から心房に電気が伝わり心房が収縮:P波 ・心房の血液が心室に充満するまで房室結節でタメを作…
今日からはみんな大好き、不整脈について話をしていこうと思います。はじめに断っておくと、僕も不整脈は苦手です。あまり得意ではありません。なので、不整脈を専門にされている先生はこのブログを見ないようにしていただきたいな、と思います。怒られそう…